更新日:2026年7月/著者:IPPO編集部
結論(3行)
プリフロップとは、最初の2枚を配られた直後、まだ場にカードが1枚も出ていない場面のこと。
やることはシンプルで「参加する(レイズ/コール)か、降りる(フォールド)か」を決めるだけ。
初心者は"手札を絞って、入るときは強気にレイズ"を合言葉にすれば、それだけで大きく安定します。
ポーカーを始めたばかりだと、「配られた瞬間に何をすればいいの?」と戸惑いますよね。実はこの最初の場面=プリフロップこそ、勝ち負けに一番影響する大事なポイントです。この記事では、専門用語をできるだけ使わず、やさしく解説していきます。
この記事の内容

プリフロップとは?(フロップ前の場面)
テキサスホールデムでは、まず自分だけが見られる2枚のカード(ホールカード)が配られます。その後、テーブルの中央に共通カードが3枚まとめて開かれます。この最初の3枚を「フロップ」と呼びます。
つまり プリフロップ = フロップの前。まだ場にカードが1枚も出ていない、自分の2枚だけで判断する最初の場面のことです。ここで「このゲームに参加するかどうか」を最初に決めます。
参加するか、降りるか
プリフロップでやることは、突きつめると2つだけです。
- 参加する:このハンドで勝負してみる
- 降りる(フォールド):今回はやめて次を待つ
大事なのは、降りるのは悪いことではないということ。むしろ、弱い手をきちんと降りられる人ほど負けにくいです。配られた2枚が微妙なら、迷わず降りてチップを守りましょう。ポーカーは"全部のゲームに参加するゲーム"ではありません。

レイズ・コール・フォールドはどう使い分ける?
参加のしかたには3つの選択肢があります。
| 選択肢 | 意味 | ひとことで言うと |
|---|---|---|
| フォールド | カードを捨てて降りる | 「今回はパス」 |
| コール | 前の人と同じ額を出して参加 | 「様子見で乗る」 |
| レイズ | 金額を上げて参加 | 「強気で主導権を取る」 |
初心者のうちは、「参加するならコールよりレイズ」 を意識するのがおすすめです。理由は次の2つ。
- レイズすると、弱い手の相手が降りてくれて、勝負する相手を減らせる
- 自分が主導権(イニシアチブ)を握れて、その後も戦いやすくなる
なんとなくコールで入ると、多人数の混戦になりやすく、初心者には難しい展開になりがちです。
リンプ(ただコールで入る)の是非:超入門
最初にレイズせず、ただコールだけして参加することを「リンプ」と呼びます。
結論から言うと、初心者のうちはリンプは基本しないのがおすすめです。リンプには、
- 主導権を取れないまま参加することになる
- 後ろの人にレイズされると、判断が難しくなる
というデメリットがあります。「参加したい手なら、しっかりレイズして入る。参加したくないなら降りる」。この2択で考えると、迷いが減ってシンプルになります。まずはリンプを卒業するだけでも一歩前進です。

ポジションと手札で決める
「参加するかどうか」は、次の2つを組み合わせて考えます。
① 手札の強さ
分かりやすい強い手(例:AやKのペア、AKなど大きい絵札の組み合わせ)は積極的に参加。バラバラで小さいカードは基本パス、が目安です。
② ポジション(自分の順番)
自分がアクションする順番が 後ろ(ボタンに近い)ほど有利 です。前の人たちの動きを見てから決められるからです。
- 早い順番(前のほう):情報が少ないので、本当に強い手だけに絞る
- 遅い順番(後ろのほう):みんなの様子を見られるので、少し幅を広げてOK
「早い席はきつめに、遅い席は少し緩めに」。この感覚を持つだけで、判断が一気に整理されます。
初心者はこれだけでOK:絞って、積極的にレイズ
たくさん覚えるのは大変なので、まずは合言葉ひとつだけ持ち帰ってください。
「手札を絞って、入るときは強気にレイズ」
- 参加する手を 強い手に絞る(迷ったら降りる)
- 参加すると決めたら コールよりレイズ で主導権を取る
- 席が 前なら特に厳しく、後ろなら少し広げる
これだけで、多くの初心者がやりがちな「なんとなく全部のゲームに参加して、じわじわ負ける」パターンから抜け出せます。シンプルですが、効果は本物です。

迷ったら、額を口で言ってしまう
プリフロップでレイズする場面は、初めてのライブでいちばん緊張するところです。ここでの確実なやり方をお伝えします。
チップを触る前に、口で額を言ってください。「レイズ、300」のように宣言すれば、ライブではその宣言が優先されます。
この方法には3つの利点があります。
- チップを数え間違えても、宣言した額が有効になる
- ストリングベット(何度も手を往復させて足す行為)で額が変わってしまう心配がない
- 手元の動作に気を取られず、落ち着いて出せる
英語が不安でも大丈夫です。数字と「レイズ」だけで通じます。パラダイスシティのポーカールームでは日本語が通じる場面も多く、それでも伝わらなければ指で示せば十分です。
慣れてくれば宣言なしでも困りませんが、最初の何回かは必ず口で言う。これだけで事故が起きません。
ナナのひとこと
声を出すのが恥ずかしくて黙って出していた頃、何度か額を間違えられました。言ったほうが早いです。
よくある質問
Q1. 強い手が全然来ません。ずっと降りていていいの?
はい、大丈夫です。良い手が来ないときにきちんと降りて待てるのは、むしろ上手なプレイです。無理に参加せず、チャンスの手をじっくり待ちましょう。
Q2. コールとレイズ、迷ったらどっち?
初心者のうちは「参加するならレイズ」を基本にすると分かりやすいです。レイズは相手を減らし、自分が主導権を握れるので、その後の判断がラクになります。
Q3. ポジションが後ろだと、どんな手まで広げていいの?
最初は無理に広げず、「前の席より少しだけ多く参加してもいい」くらいの感覚で十分です。慣れてきたら、少しずつ幅を調整していきましょう。

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